月別!着物の選び方12ヶ月

着物初心者の方へ向けて、季節ごとの着物の選び方、帯や小物との組み合わせ方などを綴っています。

1月の着物 初詣・初釜の着物

あっという間に12月・・・

今年もあとちょっとで終わりですね・・・・。

 

12月が終われば1月! 

お正月です。

着物にぴったりの行事がやってきますね!!

 

初詣に着物で行く!なんていうのもステキですよね〜。

 

1月は、初詣の他にも、初釜、新春茶会など、私にとっても普段とは違う(ちょっと立派な)着物を着る機会が多い月です。

 

 

 

初釜の着物

初釜とは、お茶のお稽古はじめのようなものです。

その年の最初の(初めての)釜をかけるから、初釜。

普段のお稽古とは違って、お道具やお菓子などもお正月らしいものが登場して、とっても華やか。

私の習っているところでは、他の曜日に習いにきている方々も全員集まり、代表者がそれぞれ炭手前、お濃、お薄のお点前をして、全員でお菓子とお茶をいただきます。

その後、全員でランチに出かけます。

普段のお稽古では会えない曜日の方とお話しできたり、みなさんステキな着物を着ていたりするので、ウキウキ楽しい会です。

 

新しい年を迎えたおめでたい気持ちを着物に込めて、ちょっぴり華やかな着物で参加します。

 

  • 着物・・・訪問着、付下げ、華やかな柄の小紋(明るい暖色系がオススメ)
  • 帯・・・袋帯、おめでたい柄の九寸名古屋帯
  • 半襟・・・塩瀬、ふくれ織りなど(お茶なので色は白)
  • 帯揚げ・帯締め・・・金糸の入った華やかなものや、梅などの新春柄
  • 襦袢・・・落ち着いた色柄の無双仕立てのもの(普段着用ではないもの) 

 

お茶の席では床の間に椿などのお花を飾るので、着物や帯には花がリアルに描かれたものは着ないほうが良いとされています。

もし、お茶のお稽古をしていて、初めて訪問着や付下げなどの着物の購入を考えている場合には、そのあたりも気をつけておいたほうが良いかもです。

 

また、初めての初釜やお茶会の時には、何を着て行ったら良いのか分からないですよね。

そんな時には、お稽古先の先生へ思い切って「どんな着物が良いでしょうか?」と聞いてしまいましょう!

私も初めての初釜やお茶会の時には、先生に相談して教えていただいていました。

持っている着物を持参して、「どちらの着物が良いでしょうか?」とか。

聞かぬは一生の・・・・とか言いますしね。

その先生によっても考え方が違ったりしますので、確認しておけば間違いなしです!

 

 

初詣の着物 

お友達や家族と出かける初詣なら、そんなにかしこまらなくてもいいですよね。

春らしい色や柄でうきうき! 

  • 着物・・・華やかな柄の小紋、明るい色のふんわりした紬など
  • 帯・・・おめでたい柄やお正月っぽい柄の名古屋帯
  • 半襟・・・夏物(絽や紗)以外ならなんでもOK
  • 帯揚げ・帯締め・・・梅などの新春柄、フカフカの総絞りなど
  • 襦袢・・・無双仕立てが基本ですが、夏物以外ならなんでもOK

 

外を歩く初詣は、何と言っても寒さ対策が重要!

着物だけで外を出歩くのはとっても寒い!

着物は襟元や袖の部分がガバッと空いているので、そこから風がピューピュー入ってきちゃいます!

 

インナーで寒さ対策!

まず、着物を着る前に、下着の上にヒートテックのようなあったかインナーを着ます。

お辞儀をしても襟元(首の後ろ部分)から見えないように、襟ぐりが大きく空いているタイプを選ぶのがコツです。

袖口からも出てこないように、半袖か、七分袖くらいのものが良いです。

 

足の方も、あったか機能のあるレギンスなどを中にはいちゃいましょう。

この場合も、裾から見えない程度の長さのものを選びます。

 

あったかインナーの上に襦袢、着物を羽織ります。

 

足袋は、冬用の暖かいもの(ビロードでできた足袋なんかもあります)か、普通の足袋の上に足袋カバーを履くとあったかいです。

 

着物の時のアウターは?

もし、お家に着物用のコートや羽織があれば、それを着ましょう。

着物用のものがなくても、洋服用の大判のショールを羽織るだけでもだいぶ暖かいです。

襟元や袖口、袖の振りの部分から冷たい空気が入って来てしまうので、そこを塞ぐようにショールでぐるっと覆うのがコツです。

私は、道行コートの上に、さらにショールを巻いたり、マフラーをしたりして出かけます。

 

手袋は、腕の方までの長さがあるものならよりあったか。

私は運転をするので、手袋は革製のもの限定です。(ふわふわの毛糸のものだとハンドルが滑るので)

田舎に住んでいるので、どこへ出かけるにも自分で運転が必須なんです・・・。

 

足元(草履)の注意点

草履は、雪などで足元が濡れていることもあるので、底の部分が全部ゴムになっている、鼻緒を付け替えられないタイプのもの(安い)のほうが安心です。

高級な草履は鼻緒の調整や付け替えができるように底に穴があるんですよね。もし地面が濡れていると、そこから鼻緒に水がしみて来てしまうことがあるのです。

草履の底は要チェックです。

 

あとは、長時間歩く時には、鼻緒が太めのものの方が足が痛くなりません。

また、草履や下駄を履く時には、ぐいっと足を鼻緒に入れず、ちょっとつっかけるくらいにして履くと痛くなりにくいです。

 

 

お正月って、着物を着る絶好の機会ですよね!

寒くてお出かけがおっくうになってしまう季節ですが、着物を着ればウキウキ!

お出かけの参考にしていただけたら嬉しいです。